お世話になっております、プジョー札幌西サービスの奥山です。
まだ10月であるにもかかわらず雪が降りましたね!
準備は早い方が良いという事で、タイヤ交換・バッテリー交換等、冬に向けた点検お待ちしております!
さて、今回は冬に向けたお車の点検に加えて、気を配って頂きたい、「日常点検」についてお話ししたいと思います。
日常点検の位置づけとしまして、重大な故障につながる前にそれを予防するという、「予防整備」
という考えがあります。
お客様が愛車に長くお乗りいただくためにも、大事な点検であると考えています。
主な点検項目として
・エンジンオイルの量、汚れ
・冷却水の量、汚れ
・ブレーキ液の量
・タイヤの空気圧
などがあります。
まず初めに本日はエンジンオイルについてご説明させて頂きます。
☆エンジンオイル☆
まず、エンジンというものは人間でいう「心臓」の役割を果たします。
心臓が血液がなければ機能しないのと同じで、
エンジンもエンジンオイルがないと機能しません。
それぐらい重要な役割を果たしている物なのです。
ボンネットを開け、エンジンルーム内を見渡すと上の画像のような黄色いつまみがあります。
それを引き出すと
この様に、茶色(車種によって色・形状が異なります)のオイルレベルのゲージがついております。
オイル量の点検手順として
1.レベルゲージを引き出す
2.付着したオイルを拭き取る
3.レベルゲージを元の位置に戻す
4.もう一度引き出し、オイルがどの位置まで付着しているかを確認する
適正な量としては、ゲージの上端よりも、やや下にあれば正常です。
また、汚れに関しては個人の感覚により差は出てきますが、黒っぽくなっていれば汚れていると言えます。
オイル交換と同時交換をオススメしているのが
「オイルフィルター」
です。
☆オイルフィルター☆
新品と、交換から6000km走ったオイルフィルターの比較が下の画像です。
オイルフィルターは、エンジンの燃焼によって発生し、エンジンオイル内に浮遊した異物をろ過する役割を持っています。
オイルフィルターに関しては外から目視点検することはできないので、どれくらい汚れているか、異物を取り除く機能を果たしているかがわかりません。
なので、こまめなオイル交換、オイルフィルターをオイルと同時交換することを推奨しております。
本日は、エンジンオイルについて説明させて頂きました。
ご不明な点、気になる点がありましたらお気軽にご相談下さい。
次回は「冷却水の点検、役割」についてご説明させて頂きたいと思います。
季節の変わり目ですので、お出かけの際は路面状況など、十分お気を付けください!